「NATSUKI MARI FESTIVAL in KYOTO 2019」 『PLAY × PRAY』 第六夜 を開催!

11月24日(日)、6年目となる「NATSUKI MARI FESTIVAL in KYOTO 2019 『PLAY × PRAY』 第六夜」を、世界文化遺産である清水寺[経堂]にて開催。パフォーマンス集団MNT(マリナツキテロワール)と共に創り上げる「印象派NÉO」のパーツパフォーマンスと清水寺・執事補 森清顕氏の声明とのコラボレーションで文化奉納いたしました。


17時半定刻、鐘楼から響く鐘の音とともに経堂の壁面にプロジェクションマッピングが映し出されると、参拝者から感嘆の声が上がりました。黒装束を纏ったMNT(マリナツキテロワール)のダンサーと夏木マリが一人ずつ鐘をつき終えると、順々に鐘楼から経堂へと練り歩き、パフォーマンスがスタート。台風や大雨の被害が相次いだ今年、祈りを込めてブルーの照明に染められた経堂内に揃うと、極限まで鍛え抜かれたダンサー達が繰り返す「静と動」・「集中と解放」の身体表現、重厚な声明、ティンパニーの音が重なり観覧者の鼓動も高鳴ります。ダンサーの息づかいと格子戸から漏れ入る煌びやかな光に包まれ、息を飲むパフォーマンスは約60分間続き、フィナーレと共に堂内に明かりが点ると、拍手と感嘆の声が溢れました。


今回のパフォーマンス衣装は、2018年春夏シーズンより展開しているコレクション「re:edition project 165」とのコラボレーションが実現。昨年の奉納パフォーマンスを観て「衝撃を受けた」と語るブランドプロデューサーのNAO TAKEKOSHI氏が、夏木マリやMNT(マリナツキテロワール)の衣装を担当してくださいました。


いよいよ来年に迫った「東京オリンピック・パラリンピック2020」の顧問である夏木マリが未来のアートシーンを見据えた上で、文化芸術を活性させたい想いから、日本文化象徴の地である“京都”にて本年も文化の奉納し、この活動を毎年継続的に行わせていただくことで、これからも文化に寄与していきたいと考えています。


尚、この奉納パフォーマンスは夏木マリが代表を務める支援活動「One of Loveプロジェクト」の一環としても開催しており、この日、会場内に設置された募金箱には大変多くのご賛同のお気持ちをいただきました。お寄せいただいた募金は「One of Loveプロジェクト」を通じて、途上国の子供たちの教育環境、そしてその母親でもある働く女性たちの雇用整備の向上のために役立てられます。

 【 『PLAY × PRAY』 第六夜 実施概要 】

日時:2019年11月24日(日) 17:30〜18:30-

会場:音羽山 清水寺 [経堂](京都市東山区清水1丁目294)

出演:夏木マリ、MNT(マリナツキテロワール / 山崎麻衣子、小島功義、

   鈴木竜、城俊彦、花島令、牟田のどか、西田祥子、岩崎未来、植田崇幸)

   声明:音羽山清水寺 執事補 森清顕氏

■音楽監督:斉藤ノヴ

■衣装協力:re:edition project 165

■料金: 清水寺拝観料のみ          

※経堂内での観覧は事前応募による当選者。          

※場内に募金箱を設置し「One of Loveプロジェクト」の支援へ繋がるお気持ちを募りました。


One of Loveプロジェクトとは...

音楽とバラで、途上国の子供たちの教育環境、そしてその母親でもある働く女性たちの雇用整備の向上を目指す支援活動です。継続的に途上国を支援し、子供たちの健全な教育と地域の振興を支えていきたいと考えています。また、労働者が誇りを持って仕事に従事出来るよう、生活基盤の向上を目指します。詳しくは公式WEBサイトをご覧ください。http://www.oneoflove.org


re:editionproject 165 (リ エディション プロジェクト 165)

NAOTAKEKOSHIがプロデュースし、2018SSシーズンより展開。

HIROKO KOSHINOのアーカイブ作品をベースに、そのディテールやカッティングの技術にインスパイアされた、現代的なスポーティでリラックスした”ATHLEASURE LIFESTYLE”を提案する”INTERNATIONAL STANDARD” なコレクション。


衣装コンセプト

日常生活の中にはない、自由に解き放たれた身体の動きを、 Dynamicなシルエット且つMinimalなデザインが際立たせる。

TOPS: バレーのレオタードの様に身体に密着し “第二の肌” として身体とともに動く、立体裁断で作られたトップス。

PANTS: 一枚の布から形作られた、袴の様なシルエットを現代的に表現したサルエルパンツ。 身体から離れたシルエットは空気を切り、衣擦れの音と共に身体と動く。


NAO TAKEKOSHI氏コメント

コシノヒロコ先生の元で始めさせて頂いた際、 ローンチイベントに夏木マリさんにゲストとして来ていただきました。 夏木さんの自ら自身の道を切り拓いてい行かれるIndependentな生き方、 活動の幅の広さ、クリエイティブさに感動しました。 その中でこの清水寺での奉納パフォーマンスPLAY×PRAYの事を知り、”衝撃” を受け、すぐに“是非衣装デザインなどの形で参加させていだだきたい” と ラブコールを送ったのがきっかけです。


デザイナー:コシノヒロコ

⽂化服装学院在学中に⽇本デザイナー協会デザインコンクール1位受賞。1964年

⼤阪⼼斎橋にオートクチュール・アトリエを開設し、1977年以降毎年⼆度東京コレクションに参加している。

1978年 ⽇本⼈として初めてローマのアルタ・モーダで作品を発表し、以後パリや上海など世界各地でコレクションを発表。

1995年 ⽶国ワシントンDCで開催された国際アパレル連盟総会では、アジア代表デザイナーとして講演を⾏った。その⼀⽅で、異分野のアーティストとのコラボレーションにより、ファッションの枠にとらわれない数々のイベントも開催。

1997年 第15回毎⽇ファッション⼤賞、2001年⼤阪芸術賞受賞。

2011年から2012年にかけ⺟の故⼩篠綾⼦をモデルとしたNHK連続ドラマ「カーネーション」が放映され、好評を博した。

2017年 デザイナー歴60周年を迎え過去の仕事の集大成ともいえる書籍『HIROKO KOSHINO 〜 it is as it is あるがまま なすがまま〜』を上梓。

HIROKO KOSHINOの名で6の婦⼈服ブランドを展開するほか、バッグや靴、帽⼦などの⼩物、ライフスタイル関連グッズ、紳⼠服など、数多くのファッションアイテムのデザインを⼿がけている。

近年はアーティストとして国内外での個展も多く、⾃⾝の作品を発表するスペースとして芦屋にKHギャラリーを開設。


プロデューサー:NAO TAKEKOSHI

re:editionproject 165 BRAND PRODUCER

ニューヨークのPARSONS SCHOOL OF DESIGNを卒業後、東京のISSEY MIYAKEを経て渡仏。CERRUTI、TOM FORD FOR GUCCIを経てニューヨーク に渡りDONNA KARAN COLLECTIONのチーフデザイナーとなる。 その後ニューヨークを拠点にフリーランスでニューヨーク、ミラノのブランドのデザインの後、ハンブルグに渡りJIL SANDERのチーフ デザイナーを勤める。2004年FALLより⾃⾝のコレクション、 NAO TAKEKOSHIをイタリーで発表。以来フリーランスで クリエイティブディレクターやデザインコンサルタントとして数々のヨーロッパのブランドに携わる。 2010年にメンズのオーダーメイドプロジェクト、NAO TAKEKOSHI Su Misura を開始。2012年よりニューヨークにてCALVIN KLEIN COLLETIONの クリエイティブコンサルタントを務める。 2017年よりHIROKO KOSHINOのコンサルタントを務め、re:editionproject 165 を立ち上げる。



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